アイヌ古民話が伝承するアロヨ海岸を訪れて見ました。
この地に残るアイヌ語地名の案内板です。
広範囲に伝承されてる地を一度に全て訪れる事は殆ど難しく、今回は、
北海道というより、日本の代表する温泉地の登別近郊のアフンルパロへ
行ってきました。
その洞窟です。
周囲にトラロープが張られているだけです。 降りて、中へ入れそうでしたが、ここは伝承の地ですので今回は、眺めるだけにしておきました。
このアロヨ海岸は、観光地として優れた風光明媚な所で、もっと多くの方が訪れてもよさそうなのですが、天気が優れない所為でしょうか、今日は私一人だけでこの地を楽しませて頂きました。
この伝承の地には、もうひとつの違った面が有り実は、それが北海道ツアーの目的で、最終日のイベントです。
北海道の山々を訪ね歩く旅と、各地に点在するボルダーを攀じる旅が、私のスタイルで、この地をフィナーレとして選びました。
下地、岩質、アプローチと、ボルダリングを楽しむ為の要素がぎっしり詰まった海岸は、最高です。
ここでのボルダリングは、たとえ、この日の様に条件に恵まれていなくても楽しませて頂きました。
濡れて摩擦が落ちた岩は、ボルダリングとしては正直今一です。
フリクションが効かず、エッジングだけで攀じっていくのですが、
楽しめる範囲がどうしても限られてきます。岩よ乾けと願かけします。
しかし
朝日が射したのも一瞬で、曇り空となり、やがて非常な雨が落ちて来て終了。
完全に消化不良なボルダリングとなってしまいました。
動画は、スケソウトラバースのアップ用として撮影したものです。岩自体ぬるぬるでそれをパワーで抑え込んで無理やり攀じ登っています。指皮も強引フにリクション確保の為岩へ擦りつけて攀じっています。
指皮も消耗して、皮が剥けてしまい、消毒後テーピングして更に攀じり続けようとしたのですが、
独りでは、モチベーションの維持が難しく、条件の良い時に再び訪れる事を願ってこの地を去りました。
次回は???。
データ: 2014年8月15日 北海道登別-白老町 アロヨ海岸にて
耿-Hata